文 : 鈴木淳史

鈴木淳史

鈴木淳史

すずきあつし●36歳のライター。愉快なオカン(鈴木玲子(67))と芦屋で暮らす。「ミドリのアルバムライナーノーツを妄想で書け!」といったレコード会社の無茶ぶりにも、何とか対応できるタイプ。『 鈴木淳史の「ブログでも書いたら」と東京の偉い人に言われたので書いてみますブログ』執筆中。twitterも@suzudama14で登録中。2009年から、ライブイベント「SUZUDAMA~鈴木魂~」(5年目6回のイベント)も開催中。今春より、ABCラジオ毎週火曜夜10時~深夜1時『よなよな~なにわ筋カルチャーBOYZ~』でパーソナリティー兼務構成作家を担当。

Mon.2.Dec.2013

SUZUDAMA2013

今年も10月25日に「SUZUDAMA」を無事開催させて頂きました。

5年目6回目となる今年が終わり、約1ヶ月強経ちました。

4年間ずっと出てもらったSCOOBIE DOは初のお休み、元々の開催のきっかけを作ってくれた清水音泉の男湯先輩というイベンターも別現場で不在…、初のひとり立ち…、開催前から開催中も開催後もずっとふわふわしていたという変な感じで…。

ようやく約1ヶ月強経ち、何となく言葉に出来そうな気がしてきました。

「ライブさえ始まれば勝手に転がっていくから」と男湯先輩に言われた事がありますが、今年はDOBERMAN、ザ50回転ズ、セックスマシーンという関西在住屈強ライブバンド3組に集まってもらい、実際その通りになったと想います。

とにかく3組の負けたくない、そして盛り上げたいという意地と気迫が凄かった…。

2009年度初回が終わった時に、既に「出たいです!」と言ってくれていたセクマシのボーカルである森田君はトップバッターとしての登場の仕方をリハギリギリまで考えてくれました。

ザ50回転ズのボーカルであるダニー君は、セッション後の立ち位置や振る舞いを最後まで確認してきてくれました。

トリのDOBERMANは全員でリハを出来ないハードスケジュールな中、決死の覚悟で挑み、セッションの「ジングルベル~鈴木魂バージョン~」も見事なグルーヴを見せつけ、演者全員そして観客全員を興奮の渦に巻き込んでくれました。

素晴らしかったとしか言いようが無い幸福の結末だったのですが、前述のように僕はふわふわしていて何とも言えない変な心地…。

いかに自分がしっかりしていないかを感じつつも…、清水音泉の清水さんからは「鈴木みたいなクソ野郎のために、みんなが必死になって大団円を迎える感じが…、SUZUDAMAの嫌いなところ!!」と愛あるお言葉ももらい…。

改めてずっとやらせてもらっているありがたみ、そして出演者の皆様が愛してくれている事へのありがたみも感じたのです。

過去4年間出場してくれたSCOOBIE DOはフリペや記念バッチなど宣伝を全力で支えてくれました。

過去2年出場してくれた地元隣町西宮のKING BROTHERSは当日覗きに来てくれて、「来年は何でもしますからね」とボーカルであるケイゾウ君は言ってくれました。

昨年新座長就任しながらも、今年まさかの欠場だった四星球はラジオ出演への合間を縫って打ち上げに顔を出してくれました。

愛されているのだから、もっと本気で愛し返さないといけないと想っています。

もちろん、どうなるかはわかりませんが、今は既に来年の事を考え始めています。

地に足の着いた、そして自分が本来何をやるべきなのかを再度見つめ直し、自分にしか出来ない祭を来年もやってみたいです。

未だに、あの日の事を想い出そうとすると、ふわふわして…いまいち何も想い出せないのですが、この写真を見ると何か落ち着きます…、エエ祭やったんやなと少し胸が張れる気がするのです。

sa25

「来年になるか、再来年になるか、再再来年になるかわかりませんが、DOBERMAN、ザ50回転ズ、セックスマシーンの3組がOTODAMAのビッグなステージに立つ日を…、皆さんで見届けたいです! その日まで、皆さん強く生きていきましょう!」

最後の挨拶で、こう話させてもらいました…、「SUZUDAMA」も強く生きていきます!

おあとがよろしいようで。

ARCHIVES

  1. ▷ Mon.22.Sep.2014 「僕とテレキャノとロフト。」
  2. ▷ Tue.1.Apr.2014 「ABCラジオの時間。」
  3. ▷ Thu.9.Jan.2014 「たまたま埼玉」
  4. ▷ Wed.8.Jan.2014 「モテキ2014」
  5. ▷ Thu.12.Dec.2013 「冬の終わり~その時、ボクのハートは盗まれた~」
  6. ▷ Tue.3.Dec.2013 「少女A~中で学ぶ~」
  7. ▷ Wed.16.Oct.2013 「Suzudama Times完成」
  8. ▷ Tue.15.Oct.2013 「一生忘れられない歌」
  9. ▷ Thu.15.Aug.2013 「サマージャム’13」
  10. ▷ Fri.9.Aug.2013 「デラシネ」
  11. ▷ Sun.4.Aug.2013 「8月8日は、『パプアニューグリラ祭』です♪」
  12. ▷ Mon.22.Jul.2013 「ほんまもんのレストラン」
  13. ▷ Thu.18.Jul.2013 「夏にして彼を想う」
  14. ▷ Wed.3.Jul.2013 「めひかりくるり」
  15. ▷ Fri.28.Jun.2013 「ギラギラ輝いていたヒマワリ…」
  16. ▷ Fri.21.Jun.2013 「オカンとピエールさんとマヤカン」
  17. ▷ Thu.13.Jun.2013 「50歳で出逢ったロックンロール」
  18. ▷ Thu.30.May.2013 「5月に捧ぐ」
  19. ▷ Wed.29.May.2013 「KING BROTHERSは不死鳥」
  20. ▷ Thu.16.May.2013 「雑誌広告のウワサの真相」
  21. ▷ Mon.13.May.2013 「日本語”プチ”研修中」
  22. ▷ Wed.1.May.2013 「レッドスニーカーズ×5月6日×シャングリラ」
  23. ▷ Fri.26.Apr.2013 「春の我が家の夕食」
  24. ▷ Fri.19.Apr.2013 「ほめてよ」
  25. ▷ Fri.12.Apr.2013 「離島に暮らす我が姪っ子」
  26. ▷ Sat.6.Apr.2013 「bloodthirsty buchers×KING BROTHERS」
  27. ▷ Fri.29.Mar.2013 「寅!寅!寅!」
  28. ▷ Thu.21.Mar.2013 「とりまきぐるぴ」
  29. ▷ Wed.20.Mar.2013 「太陽の塔」
  30. ▷ Fri.8.Mar.2013 「33」
  31. ▷ Wed.27.Feb.2013 「裏万博閑話」
  32. ▷ Mon.25.Feb.2013 「現場後記」
  33. ▷ Sat.16.Feb.2013 「タラモサラータ」
  34. ▷ Wed.13.Feb.2013 「ままぼく」
  35. ▷ Tue.5.Feb.2013 「ドナルド・キーン」
  36. ▷ Thu.24.Jan.2013 「いじめといじり」
  37. ▷ Thu.17.Jan.2013 「1月17日」
  38. ▷ Thu.10.Jan.2013 「古都からの若き刺客たち~2013年~」
  39. ▷ Thu.27.Dec.2012 「2012 BEST LIVE BAND」
  40. ▷ Thu.20.Dec.2012 「心のベスト10第一位は、こんな曲だった~2012年~」
  41. ▷ Wed.12.Dec.2012 「国境とパスポートと私」
  42. ▷ Wed.5.Dec.2012 「What’s Up, Woody Allen?」
  43. ▷ Wed.28.Nov.2012 「パリへの道中」
  44. ▷ Thu.22.Nov.2012 「後60分…」
  45. ▷ Wed.14.Nov.2012 「ハテナをミキサーにかけて」
  46. ▷ Fri.9.Nov.2012 「耳鼻咽喉科」
  47. ▷ Wed.31.Oct.2012 「”マヤカン”は遠くにありて思うもの」
  48. ▷ Wed.24.Oct.2012 「ライナー&ノーツ」
  49. ▷ Wed.17.Oct.2012 「2作目は機関銃を持って…」
  50. ▷ Wed.10.Oct.2012 「ラーメン!つけ麺!実母そうめん!」
  51. ▷ Wed.3.Oct.2012 「イライラをミキサーにかけて」
  52. ▷ Wed.26.Sep.2012 「そうだ!10月5日金曜日は、梅田クアトロの『SUZUDAMA’12~鈴木魂~ 新座長襲名公演』へ行こう!!」
  53. ▷ Wed.19.Sep.2012 「ランゲージとカルチャー」
  54. ▷ Sat.15.Sep.2012 「モテてんじゃねぇよ!モノ珍しがられてんだよ!」