文 : 鈴木淳史
Mon.2.Dec.2013
今年も10月25日に「SUZUDAMA」を無事開催させて頂きました。
5年目6回目となる今年が終わり、約1ヶ月強経ちました。
4年間ずっと出てもらったSCOOBIE DOは初のお休み、元々の開催のきっかけを作ってくれた清水音泉の男湯先輩というイベンターも別現場で不在…、初のひとり立ち…、開催前から開催中も開催後もずっとふわふわしていたという変な感じで…。
ようやく約1ヶ月強経ち、何となく言葉に出来そうな気がしてきました。
「ライブさえ始まれば勝手に転がっていくから」と男湯先輩に言われた事がありますが、今年はDOBERMAN、ザ50回転ズ、セックスマシーンという関西在住屈強ライブバンド3組に集まってもらい、実際その通りになったと想います。
とにかく3組の負けたくない、そして盛り上げたいという意地と気迫が凄かった…。
2009年度初回が終わった時に、既に「出たいです!」と言ってくれていたセクマシのボーカルである森田君はトップバッターとしての登場の仕方をリハギリギリまで考えてくれました。
ザ50回転ズのボーカルであるダニー君は、セッション後の立ち位置や振る舞いを最後まで確認してきてくれました。
トリのDOBERMANは全員でリハを出来ないハードスケジュールな中、決死の覚悟で挑み、セッションの「ジングルベル~鈴木魂バージョン~」も見事なグルーヴを見せつけ、演者全員そして観客全員を興奮の渦に巻き込んでくれました。
素晴らしかったとしか言いようが無い幸福の結末だったのですが、前述のように僕はふわふわしていて何とも言えない変な心地…。
いかに自分がしっかりしていないかを感じつつも…、清水音泉の清水さんからは「鈴木みたいなクソ野郎のために、みんなが必死になって大団円を迎える感じが…、SUZUDAMAの嫌いなところ!!」と愛あるお言葉ももらい…。
改めてずっとやらせてもらっているありがたみ、そして出演者の皆様が愛してくれている事へのありがたみも感じたのです。
過去4年間出場してくれたSCOOBIE DOはフリペや記念バッチなど宣伝を全力で支えてくれました。
過去2年出場してくれた地元隣町西宮のKING BROTHERSは当日覗きに来てくれて、「来年は何でもしますからね」とボーカルであるケイゾウ君は言ってくれました。
昨年新座長就任しながらも、今年まさかの欠場だった四星球はラジオ出演への合間を縫って打ち上げに顔を出してくれました。
愛されているのだから、もっと本気で愛し返さないといけないと想っています。
もちろん、どうなるかはわかりませんが、今は既に来年の事を考え始めています。
地に足の着いた、そして自分が本来何をやるべきなのかを再度見つめ直し、自分にしか出来ない祭を来年もやってみたいです。
未だに、あの日の事を想い出そうとすると、ふわふわして…いまいち何も想い出せないのですが、この写真を見ると何か落ち着きます…、エエ祭やったんやなと少し胸が張れる気がするのです。
「来年になるか、再来年になるか、再再来年になるかわかりませんが、DOBERMAN、ザ50回転ズ、セックスマシーンの3組がOTODAMAのビッグなステージに立つ日を…、皆さんで見届けたいです! その日まで、皆さん強く生きていきましょう!」
最後の挨拶で、こう話させてもらいました…、「SUZUDAMA」も強く生きていきます!
おあとがよろしいようで。