文 : 鈴木玲子
Wed.14.Nov.2012
最近あった何だか腑に落ちないと云う「ハテナ事情」をお話します。今回は頭の中にハテナマークの花火が上がります。季節はずれ、今年、最後の花火です。はい、今回もお口直しのコーナーがございます。
―ハテナ第一弾―
前に走っている車の後に、何かステッカーが貼られています。「犬が乗ってます」ですって! 早速、頭の中に「ハテナの花火」が上がります。犬が乗ってるから、どうしろと言ってるのかな? 暫し、考えます。その結果、これは徳川5代将軍の流れである事に気付きましたね。「ははぁ~」とかしこまる私。「犬が乗ってます」ステッカーの隣に、これからは「葵の御紋」をつけてもらおう。そうすれば、「これにて、一件落着」となるやも。
―ハテナ第二弾―
「赤ちゃんが乗ってます」、このステッカーも何だか胸につっかえます。やはり、疑問は同じ。「どうしろと言っているのかな?」っと、「ハテナ花火」が打ち上がる。ふと浮かんだのは、ダンプトラックの「お先にどうぞ」のステッカー。「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーの横に「お先にどうぞ」を貼ってもらえば、こっちとしても「あっ、そうですか。では、お先に失礼。そちらも赤ちゃんと、どうぞお気をつけて」という柔らかい気持ちになれるというもの。ダンプの方も、「お先にどうぞ」ステッカーと共に「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーを貼れば、「子連れ狼ドライバー」! 何だか、いじらしくて「頑張って!」と手をふってしまいそう。
―ハテナ第三弾―
三つ目の花火は、朝のラッシュアワーに上がりました。日経新聞に目を通す、横顔の美しい知的な女性。淡いコートのセンスもスマート。ヴィトンの大ぶりトートバッグ、「うんっ?」…、何か丸い缶バッチっぽい物がバッグにぶら下がっている。「おなかに赤ちゃんがいます」だって? なのに、高~いヒールを履いているよ。ここで、「ハテナの花火」が上がった訳。いくらバッチを付けても、このラッシュでは効き目無さそう。まずは、女性乗用車に乗ろうね。そこなら、バッチも少しは有効かも。そして、バッグに「FRAGILE」ステッカーも付け加えましょう。席を譲ってくれる若い女の子がいる筈。
―口直しの段―
「ハテナ?」と首をかしげてばかりでは、肩もこります、目も疲れます。そんな時、気分一新で作った「ハテナのジュース」です。
【サルどころか、オケラでも作れるヨーグルトジュース】
ヨーグルト、砂糖、牛乳、薄切りにしたバナナ、そこにブルーベリーを放り込んで、ミキサーをかければオールライト! きれいな色のジュース、はい、出来上がりという…、書くもお粗末な事です。しかし、これを飲めば、胸のつかえも降りる事、間違い無し。
―おまけの段―
お粗末レシピ2人前
ヨーグルト 大サジ山もり3杯
砂糖 小サジ4杯
バナナ 小1本
冷凍ブルーベリー 2、3粒
牛乳 3分の1カップ