文 : 鈴木淳史

鈴木淳史

鈴木淳史

すずきあつし●36歳のライター。愉快なオカン(鈴木玲子(67))と芦屋で暮らす。「ミドリのアルバムライナーノーツを妄想で書け!」といったレコード会社の無茶ぶりにも、何とか対応できるタイプ。『 鈴木淳史の「ブログでも書いたら」と東京の偉い人に言われたので書いてみますブログ』執筆中。twitterも@suzudama14で登録中。2009年から、ライブイベント「SUZUDAMA~鈴木魂~」(5年目6回のイベント)も開催中。今春より、ABCラジオ毎週火曜夜10時~深夜1時『よなよな~なにわ筋カルチャーBOYZ~』でパーソナリティー兼務構成作家を担当。

Sun.4.Aug.2013

8月8日は、『パプアニューグリラ祭』です♪

昨年秋には梅田クラブクアトロで、SCOOBIE DO(名誉座長)と四星球(新座長)とN’夙川BOYS(見届け人)が参戦の「SUZUDAMA’12~鈴木魂~【新座長襲名公演】」という4年目5回目のイベントを開催しました。

詳細は、第2回「そうだ!10月5日金曜日は、梅田クアトロの『SUZUDAMA’12~鈴木魂~ 新座長襲名公演』へ行こう!!」と第3回「ラーメン!つけ麺!実母そうめん!」をお読みください。
終了後、呑気にtwitterで「鈴木魂」や「SUZUDAMA」を検索していたんです。
すると、1件気になる呟きが…。
「鈴木魂凄く凄く楽しかった! 僕がやりたいのは、こんな事なんだ! いつか、大西魂をやって鈴木魂を超えてやるって!!」
みたいな青臭いモノでした。
何か、そのプロレス的なお笑い的な挑発が気になって、めっちゃ腰低いエエ奴か、めっちゃアホで空気読めないイタい奴か、どっちかと思い、試しに連絡を取ってみたのです。
とある関西の有名私立大学で学生フリペ『papua』をやっている男子でした。
想像以上に腰が低い事が、SNSでのDMでも伝わってきたのです。
早速、翌週には安い焼き鳥屋で会合し、サブカル男子OBと現役サブカル男子は歳の差15歳をものともせず、異様に盛り上がったのでした。
要は、こんなネット社会にも関わらずフリーペーパーという紙とインクの匂いがする…、そして手に取れる表現方法を選んでくれていたのが嬉しかったのです。
ネタチョイスやデザインのセンスも良く…、おこがましくはありますが、それでもエエ歳になった今、昔から現在に至るまで自分が先輩方から学んだ事全てを、彼に伝えようと想いました。
新品のスポンジの如く、何でも吸収して、ちゃんと自分の色を付けて返してくる彼には異様に感心したものです。
もしも同世代なら尋常やなく悪口を言って、嫉妬していただろうなと想うくらいのフリーペーパー3作品を、出逢って9ヶ月の間に彼はBOMしてきました。
とにかく気取らない、とにかく誠実に…、センス自慢に必死になるカルチャー好き(ファンも関係者も含め)が多い中、僕は、そういった姿勢を9ヶ月間伝えまくりました…、彼は必死に応えてくれて、結果どこに出しても恥ずかしくないカルチャー青年に進化した様に想います。
まぁ、もちろん、まだ学生ですから粗削りではありますけど…、今の僕には絶対にない、そういうガムシャラな初期衝動は羨ましくもありました。
『papua』は今年に入り、レコード屋・本屋・ライブハウス・映画館など数多くの場所で配布され、一気に知名度を広げたのです。
目新しいモノに興味がある関西のカルチャー好きに、確実に届いたのでしょう。
そんな『papua』が、初イベントを開催します。
『パプアニューグリラ祭』という名前を聞いた時点で、本当に気取らず馬鹿に育ったなと安心しました。

9年目というニューな季節に突入する『梅田シャングリラ』を、ニューな季節を目指す『papua』がガッツリ応援するという魂を込めたのでしょう…って単なる駄洒落やんけ!!

早速、『パプアニューギニア祭』と間違えている輩もいるやんけ!!…、でも本当に素晴らしいです、是非とも頑張って下さい。

皆様とも、当日お逢いできるのを楽しみにしています。

おあとがよろしいようで。

8/8(木)梅田シャングリラ
~梅田シャングリラ8周年感謝祭シリーズ~
『パプアニューグリラ祭』

出演
RED SNEAKERS/
KETTLES/愛はズボーン/DENIMS/
M&M(OA)

食堂
ぽっぷのコックさん(fromおとぼけビ~バ~)

開場18:00 開演18:30
前売¥2300/各PGにて販売中!

@papua_staffでも予約受付中!!

ARCHIVES

  1. ▷ Mon.22.Sep.2014 「僕とテレキャノとロフト。」
  2. ▷ Tue.1.Apr.2014 「ABCラジオの時間。」
  3. ▷ Thu.9.Jan.2014 「たまたま埼玉」
  4. ▷ Wed.8.Jan.2014 「モテキ2014」
  5. ▷ Thu.12.Dec.2013 「冬の終わり~その時、ボクのハートは盗まれた~」
  6. ▷ Tue.3.Dec.2013 「少女A~中で学ぶ~」
  7. ▷ Mon.2.Dec.2013 「SUZUDAMA2013」
  8. ▷ Wed.16.Oct.2013 「Suzudama Times完成」
  9. ▷ Tue.15.Oct.2013 「一生忘れられない歌」
  10. ▷ Thu.15.Aug.2013 「サマージャム’13」
  11. ▷ Fri.9.Aug.2013 「デラシネ」
  12. ▷ Mon.22.Jul.2013 「ほんまもんのレストラン」
  13. ▷ Thu.18.Jul.2013 「夏にして彼を想う」
  14. ▷ Wed.3.Jul.2013 「めひかりくるり」
  15. ▷ Fri.28.Jun.2013 「ギラギラ輝いていたヒマワリ…」
  16. ▷ Fri.21.Jun.2013 「オカンとピエールさんとマヤカン」
  17. ▷ Thu.13.Jun.2013 「50歳で出逢ったロックンロール」
  18. ▷ Thu.30.May.2013 「5月に捧ぐ」
  19. ▷ Wed.29.May.2013 「KING BROTHERSは不死鳥」
  20. ▷ Thu.16.May.2013 「雑誌広告のウワサの真相」
  21. ▷ Mon.13.May.2013 「日本語”プチ”研修中」
  22. ▷ Wed.1.May.2013 「レッドスニーカーズ×5月6日×シャングリラ」
  23. ▷ Fri.26.Apr.2013 「春の我が家の夕食」
  24. ▷ Fri.19.Apr.2013 「ほめてよ」
  25. ▷ Fri.12.Apr.2013 「離島に暮らす我が姪っ子」
  26. ▷ Sat.6.Apr.2013 「bloodthirsty buchers×KING BROTHERS」
  27. ▷ Fri.29.Mar.2013 「寅!寅!寅!」
  28. ▷ Thu.21.Mar.2013 「とりまきぐるぴ」
  29. ▷ Wed.20.Mar.2013 「太陽の塔」
  30. ▷ Fri.8.Mar.2013 「33」
  31. ▷ Wed.27.Feb.2013 「裏万博閑話」
  32. ▷ Mon.25.Feb.2013 「現場後記」
  33. ▷ Sat.16.Feb.2013 「タラモサラータ」
  34. ▷ Wed.13.Feb.2013 「ままぼく」
  35. ▷ Tue.5.Feb.2013 「ドナルド・キーン」
  36. ▷ Thu.24.Jan.2013 「いじめといじり」
  37. ▷ Thu.17.Jan.2013 「1月17日」
  38. ▷ Thu.10.Jan.2013 「古都からの若き刺客たち~2013年~」
  39. ▷ Thu.27.Dec.2012 「2012 BEST LIVE BAND」
  40. ▷ Thu.20.Dec.2012 「心のベスト10第一位は、こんな曲だった~2012年~」
  41. ▷ Wed.12.Dec.2012 「国境とパスポートと私」
  42. ▷ Wed.5.Dec.2012 「What’s Up, Woody Allen?」
  43. ▷ Wed.28.Nov.2012 「パリへの道中」
  44. ▷ Thu.22.Nov.2012 「後60分…」
  45. ▷ Wed.14.Nov.2012 「ハテナをミキサーにかけて」
  46. ▷ Fri.9.Nov.2012 「耳鼻咽喉科」
  47. ▷ Wed.31.Oct.2012 「”マヤカン”は遠くにありて思うもの」
  48. ▷ Wed.24.Oct.2012 「ライナー&ノーツ」
  49. ▷ Wed.17.Oct.2012 「2作目は機関銃を持って…」
  50. ▷ Wed.10.Oct.2012 「ラーメン!つけ麺!実母そうめん!」
  51. ▷ Wed.3.Oct.2012 「イライラをミキサーにかけて」
  52. ▷ Wed.26.Sep.2012 「そうだ!10月5日金曜日は、梅田クアトロの『SUZUDAMA’12~鈴木魂~ 新座長襲名公演』へ行こう!!」
  53. ▷ Wed.19.Sep.2012 「ランゲージとカルチャー」
  54. ▷ Sat.15.Sep.2012 「モテてんじゃねぇよ!モノ珍しがられてんだよ!」