文 : SUZUKA
Wed.29.Jan.2014
皆さん、おボンジュール。手塚治虫はお好きですか?
1月27日。
手塚治虫さん原作「ブッダ2」のワールドプレミアム試写会が、パリのこちら↓
そう、あのルーブル美術館のあるルーブル宮殿で開かれたのです!
会場に到着すると、私達TVメディアはスタッフに、
「会場の前方、右端で立ってて!」
と言われ。
続けざまに別のスタッフに、
「右にいないで左前方に移動して !!」
と命令され、
さらに他のスタッフに、
「こんな邪魔なところにいるな、後ろへ下がってろ!!!」
と叱られ。
翻弄されたのでした・・・。
フランスっていつもこんな感じです。スタッフすら招待客の捌きかたを把握していないことが多々あります。私ももう在仏歴も長いですからね、こんくらいじゃ凹みません!(犬に命令するように言われるのでイラっと来るけれど)
気を取り直して、今度は別の優しい知り合いスタッフに促され(フランス人は、知人・友人にはとっても親切だったりする)、なんとか空いてた席に座る事が叶いました。
座席↓
各席には、「ブッダ2お土産セット」が置かれているという至れり尽くせりな歓待ぶり。
お土産袋の中身については後ほど触れるとして、司会の雨宮塔子さんがステージに登場し、ワールドプレミアの幕は落とされたのでした。
にしても雨宮さんはお美しかった!!ウットリです・・・。
※この先、プレミア中の写真撮影は禁止されていたので、文章のみでお付き合い下さい。
まず、音楽を担当されてた有名作曲家大島ミチルさん(オタッキーな皆さんは、ゲームICOの音楽担当された方と言えばピンと来るでしょう)の指揮により、オペラ座で活躍しているオーケストラが「ブッダ」の音楽を生演奏。
何がすごかったって、それは・・・!
大島ミチルさんの真紅のドレスから露になった、ツヤめかしいお背中だ!!!!
すごい。女性の歳を言うのは失礼だと世は申してますが、あの御歳であの肌、あの背中!欲しい!!!(これ、本人に読まれてしまったら恥ずかしいなあと今、思ったが・・・いいや)
もちろん、オーケストラも音楽も素晴らしかったんだけれど、私には背中でしたねぇ。自分も怠けず手入れをちゃんとしよう。
続きまして、またまた超豪華!!
能の観世流、26代目宗家であられる観世清和さんによる舞の披露。
略式の舞ではありましたが、地謡2名を従え「羽衣」を。
これも素晴らしかったです。
家元の仕草に空気が凜とし、謡の響きに心が震えました。
お能は、中学生だったか高校生だったか学校行事で観覧した経験がありますが、日本を遠く離れ、歳を重ねた今こそ、その美しさや厳しさが理解出来るようになった気がします。
そして、ステージには制作者の方々が登りまして舞台挨拶。
ここで登場人物の1人を演じた松山ケンイチさんも壇上へ。
更に超目玉ゲスト、主題歌担当された浜崎あゆみさんもキラキラと光る美しい白いドレスに身を包みステージに登場されました。
会場に来ていたフランスの若者達は、AYU目当てが多かったので、盛り上がってましたよ。
実はなぜだか理由は分かりませんが、予定されていた浜崎あゆみさんのインタビューが全てドタキャンされてしまい、私達メディアは本当~~~に残念無念であったのですが、彼女は、小雨の降る中ホテルの前で出待ちをしていた全てのファンにサインをするべく、1時間以上も寒空の下でファンの相手をし続けてたそうです。ファンにはたまらないサービスだったと思う。
舞台挨拶でも、通訳とのタイミングが合わずに照れ笑いをする浜崎さんはキュートでした。
ここでステージの上は空となり、スクリーンに大映しされたのは、なんと!!
ダライ・ダマ14世。
もうね、尊いったらありゃしません。
「ブッダ2」の上映に際し、喜びと祝い、平和と愛のメッセージビデオがダライ・ダマ14世から届けられたのでした。
その後、私達メディアは試写会会場から離れ(映画は観ない)、記者会見の会場である某スノビッシュなホテルへ。
写真復帰です!こちら会見場↓
左から、
監督:小村敏明さん
音楽:大島ミチルさん
キャスト:観世清和さん
キャスト:松山ケンイチさん
脚本:吉田玲子さん
監督;森下孝三さん
ええ、浜崎あゆみさんはいませんよ。ざんねーん。
ここで質疑応答がされたのですが、日本からたくさんの記者がいらしてましたね。スポニチ記者さんなどが松山さんに「出演が決まった際、ご家族はなんと?」なーんて質問を投げかけてました。小雪さんに関する質問は、フランス人からは出る事ないもんね。
記者会見終了後はお待ちかね!
隣の宴会場へ移動し、パーリータイム☆
美味しい軽食もございます。
そしてもちろん、アルコールも!
ひひひ。シャンパン美味しく頂きました。
私がとても興味を惹かれたのがコチラの日本酒↓
「米の魔法」ですよ、喜んでその魔法にかかろうじゃないか!!
私はアルコールが大好きで、パリで飲める日本酒についても詳しい方だと思っていたのですが、このNINKI Shuzoの名前は初めて聞きました。
調べてみると、福島県のお酒なんですね。美味しかったです。
(パリでは同日、福島県の農産物の安全性を訴える催し物があったそうで、その流れでお披露目されたお酒だったのかもしれません)。
というワケで。
豪華なプレミアを堪能し、ほろ酔い加減で帰宅した私だったのでした。
このアニメ映画「ブッダ」は3部作なワケだから・・・、ぜひともまた3作目のプレミアをパリでやって欲しい!!そして私を招いて欲しい!!と心の底から願いつつ、ここらで皆さんアビヤントー!!
あ。お別れのその前に。
ブッダお土産袋の中にはですねぇ、Tシャツ・ポスター・葉っぱ(インドのアガスティア葉の栞かな)。そして・・・
猫も喜ぶ、フランスで売られているインスタントラーメン「OYAKATA(親方)」が入っていたのでした!
ありがとう、スポンサーの味の素!!!
ちょうどパリではラーメンウィークがあったし、ラーメン恋しかったの。
では、今度こそアビヤントー!