文 : フジファブリック・金澤ダイスケ
LIFE
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Fri.6.Dec.2013
世の中には様々な世界チャンピオンがいる。
サッカー、野球、アメフト、陸上、数学、チェス、ゲーム、ギネス記録を入れたら本当に多種多様なチャンピオンがいる。
世界で一番、、自分は果たしてどこの何で何位くらいなのだろう、、そんな事はちっとも考えた事もないけれど、何かをするって事は何かの序列に加わっていたりもするわけだ。
しかしことさら音楽や芸術に関しては、順位などというものに縛られたくはないというのも本音。
資本主義が競争であったりそういったビジネスモデルで成り立っているのは理解ができるし、その中の恩恵を受けている事も事実なのでたくさんの感謝をしなければならない。
話しはとてもざっくりだけれども、たくさんのみんなが楽しくわくわくしてくれたら僕はそれで良いのだ。
これでいいのだ。
とキレイ事を言いましたが食べ物には厳しく順位(星)を付けます。笑
チャンピオンベルトを持った強者がたくさんいます。
カレー界からはカレーのチャンピオン、フロム金沢。
焼き肉界からは焼き肉チャンピオン。
牛丼界からは牛丼太郎(これは関係ない)。
あ、でもこれ店の名前か。笑
そういった事ではなく笑、料理界では純粋にコンペティションを行い料理人の技術向上に役立っているのですね。
そしてありますよナポリピザ大会。
世界選手権は毎年開催されていて、日本人の山本さんが二連覇をしました。
その山本さんが出した店が「Pizzeria e trattoria da ISA」。
ナポリピザなのでモチモチしながら香ばしくそしてまわりはカリカリであり、なんとも言えない美味しさであります。
香ばしさというのは味覚の一つだと思います。
自分が料理をする時もここは重要にしているポイントです。
火力、焦げ具合、ここが料理の決めてであるとも思っています。
中華の鉄人陳健一氏の作る麻婆豆腐も、作った時の中華鍋の底は焦げているといいます。
フランスでは砂糖を焦がす行程(キャラメリゼ)にはたくさんの呼び名が付いています。
このように焦げ具合を操る事が美味しさの技なのですねぇ。
そして焦げの魔術師はここにも一人いるわけです。
ダイーサの山本さん。
釜に入れたピザは秒単位で味が変わっていきますから経験と勘、すなわちセンスが素晴らしいのですね。
お勧めであります。
なお、ランチもやっています。
テイクアウトもできます。
もちろんできたてを食べるのが一番ですけどな!