文 : フジファブリック・金澤ダイスケ
LIFE
LIFE
Fri.13.Sep.2013
どうやら時間を切り取る事が好きらしい。
なんなら空気までも保管しておきたいと思うのだ。
缶詰に入れておいたって空気の味なんか分かりっこないのに、写真にすると不思議と分かるような気もする。
センチメンタルな気持ちだって意味のない風景だって、間違えて押したあの写真だって、もちろん大好きな一枚だって、全てが意味を成してくる。
なんでだろう、0と1の集合体でできた写真にはそんな事はちっとも感じない。
数字では表せない何かがそこにあるわけだ。
温かさも柔らかさも悲しみも楽しさもあんな気持ちもこんな気持ちもみんなみんなそこにあるわけだ。
未来には行けないタイムマシンのようだね。
はい!!
フィルムの話しです。
僕は写真をフィルムで撮るのだけれど、普段この富士フィルムPRO 400を使っています。
いろんなフィルムを試した結果がこれなんですな。
お世話になっている富士フィルムの方に聞いた情報だと、このクラスのフィルムでは一番「銀」を使っているのだとか。
銀が多いと発色が良くなるわけです。
素晴らしい。
確かにいろいろ比べたけど、PRO 400が一番キレイに撮れるしプリントも応用が効く。
このご時世スマホでもいい写真が撮れるし、カメラはとても身近になってますね。
性能の良いデジカメ持っている人もいれば、フィルムで撮ってる人も結構います。
実はフィルムで撮った方がデジタルより色の調整とか加工もできる幅が広いんですよ。
不思議なもんです。
最近は初心者向けのカメラ雑誌もたくさんあってよい時代だと思います。
普段フィルム使ってる人は是非一度PRO 400使ってみて下さいな。
違いが分かると思いますよ。
ダバダ~♪(分かり辛いね。笑)、そして遠い目。
「フィルム写真の教科書」という本でも熱く語っております。
http://www.genkosha.co.jp/cp/mook/1688.html
「SHUTTER magazine」では写真の連載やってます。
http://www.shutter-mag.com