文 : フジファブリック・金澤ダイスケ
LIFE
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Mon.24.Mar.2014
音楽を聴く時に、良い音で聴くのが好きである。
そら誰だってそうだ。
良い音、なんだろう。
これは人それぞれ違うと思う。
大きい音を良い音と言う人もいるだろうし、低音が身体にビシバシくる音が良いと言う人もいる。
かと思ったらすっきりな音だったりぱっきりだったりびっしりだったり。
つまり自分の好きな音が良い音だったりするわけですな。
自分の場合、なんだろう。
音楽的に言うとフラットで奥行きがあって解像度が高くて、これは音楽的ではないけど「
むっちり」している音。
作った音をチェックしたり、なんなら音に関して自分達でやってる部分も結構あるのでしっかりと良い音で作っておきたいものなのですな。
だったらヘッドフォンという手段もあるのだけれどね。
もちろんヘッドフォンも好きなので結構持っています。
ただスピーカーとヘッドフォンで確実に違う部分がある。
右と左で鳴っている音がクロス(交差)しないのだ。
スピーカーは右から鳴っている音を左耳で聴く事ができる。
即ち左耳は右と左の2つを聴いているのだ。
右耳も同様に。
逆にヘッドフォンは右は右、左は左。
そのあたりが決定的に違うのだね。
そしてヘッドフォンは探すのが割と簡単なのに対してスピーカーはまあまあ時間がかかる。
もちろん金額的な事もあるのだけれど、スピーカーは結構な音を出さないと本領を発揮しない場合が多いので選ぶのには慎重になるのだ。
楽器屋さんで試聴した音が家で鳴らした時と違う事も多いので。
さて、そうやって新しいスピーカーが我が家にやってきたわけです。
FOCALのCMS 50。
上の帯域ははっきりと聴こえ解像度も高い。
真ん中もフラットな印象。
低域は大きくすればするほど身体で感じる低い音が出てくる。
これは住宅事情を考えなければならないな。
しかし後ろに調節できるネジが付いているのでそれなりに大丈夫。
ある程度は調節できるのだ。
何よりもテンションが上がる音というのが一番なのですな。
今回はチェック用も兼ねているけれど、いつか純粋に音を聴く用にも手を出してみたい。。
実はこれが欲しいとかもうあるのだけれど、、、いかんいかん、まだ早い。
誰か僕を止めてくれ。
みなさまも自分のテンションの上がる音、探してみるのも良いですな。
作り手の顔が見えますぞ。