文 : フジファブリック・金澤ダイスケ
LIFE
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Thu.18.Sep.2014
空気清浄機を初めて買った。
買うなら良い物をと調べ上げて買った。
空気清浄機はなにせデカい印象がある。
ツアーでホテルに泊まる時に主張の強いデザイン(というよりはあまりデザインを考えなかった結果がそうなったのだろう。)がドスンと置かれているので、あれが部屋にあったら空気の清浄というよりも部屋の景観を清浄したくなる。
なぜ空気清浄機を今まで持っていなかったかというと、空気を清浄する必要性を感じていなかったからだ。
酷い花粉症というわけでもないし、P.M2.5の影響を感じているわけでもないし、大きな目的がなかったわけだ。
アレルギーは持っていた。
ハウスダストやダニ、軽い花粉症だとブタクサ。
そして田舎だったので名前もないような雑草が決まって夕方に放つ匂いのようなもの、これが一番鼻と器官にきた。
ぜんそくになったわけだ。
しかしそんな虚弱体質な自分も、どういうわけか上京したらピタっとぜんそくが治る。
ピタっとハウスである。
この東京砂漠でどんな化学変化が起きたのだろう。
まさに東京にシフトチェンジしたのであろうか。
子供の頃、F1レーサーになりたかったのでシーケンシャルシフト(ハンドルの後ろについているギア)に憧れた。
そしてコーナーをセナ足(アイルトンセナがコーナーを曲がる時に使う独特なアクセルの踏み方)で曲がってみたいと思っていた。
そんな話しはどうでも良いのだが、バンドメンバーの家に行くと必ず空気清浄機が鎮座してあったわけだ。
彼らの場合、煙草を吸うという理由もある。
それなら合点がいく。
煙草吸うのに空気は綺麗にしたいのか。
合点がいかない。
煙草は吸わないのでその感覚(センス)は分からないのだが、綺麗好きの方が良いと思っている。
気にはなったので他にどんなところが良いのか聞いてみた。
当たり前なのかもしれないが、埃が少なくなるらしい。
実はこれは知らなんだ。
毎日毎日掃除してもなくならない埃が減るのだと。
これは買う理由ができた。
買うなら機能とデザインの両立をしたいものだ。
かなり調べた。
そしてたどり着いたのがBlueair Sense。
とてもスタイリッシュである。
白いモデルを買った。
スウェーデン製である。
北欧家電、響きが良い。
機能も抜群、花粉、P.M2.5、そして油膜までも吸ってしまうらしい。
揚げ物しても部屋が大丈夫そうだ。
大きさも気にならないし、良い物を買ったと思う。
お勧めであります。