お元気ですか?
私ときたら気付けばこのコラムを怠っており、マネージャーから
「年内、あと一本」
の鶴の一声を頂き、文章を作っている有様です、、なんとか元気にやっています。
ほんまに、寒いですね。
家にいるのがあまり好きではない私は、よく図書館にいます。
さすがの空調設備で、快適。
作業の息抜きに、小説を読んだり、画集や詩集を開いたり、三十分かけて絵本を一冊読んでみたり、を、おじいちゃんおばあちゃんの群れのなかに紛れておこなっています。
(勉強室は受験生だらけで、怖いの)
あとは、ひとを見ているととても面白いです。
人間観察、と言うと失礼な気がするので、あくまで見ていると、なのですが、、携帯電話でゲームをしながら自己啓発本を読んでいるひとや、アンアンのSEX特集を読んでいるおばあちゃん(持ち込み?)、日曜日にいらっしゃる私が手に取った本を必ず読んでいる初老のおじさま。(危険な匂いがしますね)
そろそろ島替えしようかなと思いつつも、まだまだ面白い予感がするので、ついつい時間が空くと向かってしまいます。
帰り道冬の風に攫われながら思うこと、、なんで耳の軟骨部分ってあんなに冷たくなるんやろね!
あと今年のヒートテックは
寒さについて語ると、大きく話が逸れてゆくので、ここで結びます。
今年を振り返ってみようにも、嬉しいことに色々あり過ぎて、難しいです。
ただ大前提として、今年は活動休止を経て復活した一年だったことがいつも頭にありました。
せやからもう、ライヴが出来ることが嬉しくて嬉しくて仕方なくて。
なにかつらいことがあっても、おやすみを頂いていた期間ライヴが出来なかったこと、メンバーと連絡を取ろうにも心になにかが引っ掛かって連絡出来なかったこと
そして一番は自分のなかに浮かんだ楽曲たちをもう披露出来ないのかと思うと怖くて仕方なかったこと
これらに比べたら、ね。
大抵のつらいことなんてOCHANOKO SAISAIです。
年明け一月九日には、私が初めて書き下ろしに挑戦させて頂いたドラマ「怪奇恋愛作戦」が始まります。
もっと言うと、いま来年の支度にてんやわんやです。
二年ぶりのカウントダウンジャパンもありますし。
しかも年明け一発目、、踊る、めっちゃ踊ったる、、
はやるきもちを押さえきれず知恵熱を出し(バーストモードと呼んでいます)
冷えピタと葛根湯のお世話になりつつも、ステージの準備を連日しています。
私たちがどれだけ準備に時間をかけようにも、披露出来る時間は三十分から二時間弱。
アートワークに限っては、一見で過ぎて仕舞う方々のほうが格段に多い。けど。
私たちにはそれくらいが丁度いいね、なんてくすくす笑いながら作業をしています。
私たちのお仕事は鶴の機織りに似ているような気がする。
切れば血が出て、いずれは死に行く私たちですが、来年は夢だけを見せれるようにしたいなあ。
活動再開を越えて、次の私たちはさあ一体何をはじめるのでしょうか?
と、謎をかけつつ障子をピシャリと閉めるが如く唐突に終わろうと思います。
また来年、ね。
またねって言えるのって、素敵ね。
では、よいお年を
XOXO