四月度のコラムは滑り込みアウトでした。
ごめんなさいね。
もしよければ、許して。
さあ書こう。
もうすっかり春ですね。
そんな近頃、花を贈ることが増えました。
お誕生日おめでとう
行けなくてごめんなさい
どうも今までお疲れさま
何だか綺麗だったから
渡す理由は様々ですが、私は渡すときに必ず、受け取ってくれてありがとう。と思ってしまう。
一週間もすれば朽ちてグッタリして仕舞うけれど、花瓶に生けてやって下さい、あっ、なければ洗面器にでも、と。
草冠に雷って厳ついやんな?
TSUBOMI!!!!って感じやない?
あ、脱線。
いつも開きかけの蕾を選ぶのが癖です。
選ぶ理由は、二度美しいから。
丸まって、恥らって、抗って、でも開き直っちゃって、そして枯れてゆく花達に親近感を禁じ得ません。
花束を見繕うのもやはり楽しく、春になるとギリギリ美しい位の奇天烈な花もたくさんあって、選び甲斐があり過ぎて大変。
その人のイメージで花束を作るのか、それとも自分の好きに作るのかは自分次第やけれど、やっぱり余裕が無いと、花は贈れない。
昔は「この束って、回転鮨何皿分?」
と思っていたおしゃまさんも、今は微笑みながら不気味な花束を作れる位にはなりました。
まあ、未だおしゃまさんなんやけど。
でもやっぱりあれやわ。
花束もええけど、華背負って元気な姿で会いに行くのが一番ええね。
そこに花束があれば、80年代少女漫画もびっくりです。
ときにはむせ返るほどロマンチックにね。
地に根を張る美しさには勝てない。でも、そこさえも好き。
ではまた。
良い春を。
XOXO