みなさんこんにちは。
私、久しぶりに親孝行も兼ねて五日間程帰郷してました。
一人で乗る新幹線苦手やなあ 電車の本数これが普通やんなあ 人少なくないかこれが普通やんなあ
なんて四の五の言ってるうちに神戸に着き、実家の敷居を跨いだ瞬間から花嫁修業のように家事をこなす自分に脱帽。
仕舞いには「薔薇園さん、お姑さんみたいね」と言われる始末。
ああやだやだ年相応になんなきゃっ☆と目が覚めて、大人しくお料理を習う。ヨガごっこをする、挫折、家事をする。
やはり親孝行とか母の日とか絡めてみたところで、結局は花嫁修業がしたかったのね と納得し、とにかく家事ばかりしていました。
数日後、神戸の街 三ノ宮に二年ぶりに遊びに出かけて呆然。
ねえ、セヴンイレヴン多過ぎじゃないかしら?
好きだった和菓子屋さんが、愛想の良かった酒屋さんが、接客態度氷河期だったローソンが。
ねえ、この街はどこに行ってしまうの?ひとつの区域に777じゃ済まないわよ?
「セヴンイレヴンに惑わされないで!あたしはなんにも変わってないよ!」
そう言って隣で揺り起こしてくれた女性と気付けばなぜか三ノ宮セヴ巡り。
あーあそこもセヴあるね☆うふふ 久しぶりにあんなに意味のないことをした。でも何故か楽しかった。
ずっと好きやったバンドのライヴにて最前列で踊り狂ったり、メンズとスイーツ食べたり、上京前の生活に一人タイムスリップ、ノスタルジック。
帰郷前日に殿方と食事に行ったとき。
「わあーきれい!しばらく眺めててもいいかな?溶けちゃうかな?」
と言いながらひたすら食べものを観察する私に
「いいよ。でも全然写真撮らないよね」
と指摘され
「だって思い出にしたくないの。大事にしたいの」
帰京の際にその一連を思い出しました。
何故帰路で思い出したのだろう。
気付けば全部思い出になってしまう。
二年ぶりなんて懐かしくもなんともないのに思い出は死ぬ程出来てしまう。
でも気付けば口から懐かしい、の声。
私たちのやってることは思い出に色塗って売ってるようなものなのかしら?
でもそれでまた思い出が。
素敵!でも…
たまには出口のないことばかり考えるのも楽しいですね。
でも久しぶりの神戸、楽しかったな。
帰京して早速、美しい言葉のお勉強です。
遂にこれに手を出す日が来たか…避けてたわけではないけれど。
彼、同郷らしいし。
必然やな。導かれたのだ。
それでは また
XOXO