もう随分と前のことのように思うけれど、あれからまだ一年も経っていないのね。
この度、当時の私たちを映像作品として世に発表出来ることが、嬉しくて嬉しくて仕方がありません。
何故上映会なのだろうか
私は登壇してまで何を伝えるのか
いくら素晴らしいオーディオ環境をもってしても、映画館の爆音、臨場感の再現には勝てないと思うのです。
そりゃあ勝ち負けじゃない。
この作品にはお風呂用コンパクト再生機で観たって変わらないなにかがある。
でも、出来れば爆音で、可能ならあの日の空気をヘッドフォン内だけでなく、肌で感じて欲しいのです。
映像を見て、何度も見て涙を流しました。
その涙の説明も弁解も出来ないけれど、あんなどうしようもなく振り切れた、まさに白兵戦の如く戦った私たちをこんなにどうしようもなく美しく撮ってくれた大根ちゃんにはどんな感謝の言葉も褪せてしまう。
ありがとう!!!!!って!の数で押すしかないくらい。
土石流のように押し寄せてきた、伝えたいこと伝えるべきこと。
それらは涙腺さえもぶっ壊して、あの日溢れ出た。
もう何年も前のよう。
でも目を閉じなくったって思い出せる。
いま手元にあるこの作品に対して、これ程にどうしようもなく儚く美しい作品を私は知らない。とさえ言える喜び。
この作品は、私の愛してやまない女王蜂、皆さんのなかの女王蜂やと思う。
ここにいくら縷々連ねようとも限りがあります。
あとは映画館で会ってから伝えます。
久しぶりに正真正銘女王蜂の薔薇園アヴとして、皆さんのまえに立てることを、心より楽しみにしております。
では壇上で
XOXO