こんにちは、お元気ですか?
季節はあっと言う間に過ぎて、もう四月ですね。
春よ来い早く来い、なんて言っておきながら、実際に春が来るとさみしい、、けど嬉しい!ありがとうヒートテック!またね!
近頃クローゼットからアウターを選ぶときに「あらもうこれ三年くらい着てるわ」ってことが多いです。
とてもいい兆しですね、お財布にも優しい。
つい四年前なんて、毎年新しいの買って、気分上げてたのに。
いまじゃ買った頃のこと思い出して、一人クスクス笑ったり。
「これは勝負コートだわ!」と一人納得したり
「あ、もっと着てあげなきゃ!」なんて反省したり。
すこし大人になったのかしら、、なんてね。
昔から大人っぽいね、なんて言われる度に、だって大人やもん、、なんて返事をしていました。
大人顔負けの子供!って言葉が恥ずかしくてしかたなくて、、だって顔しか勝ってないわけやんか?
身体は、総体的には勝ってはないわけやんか?
いつだって年齢関係なく、一生懸命やる人が、一生懸命やれる人が勝利者やと思うのです。
一生懸命やった人が一等賞を取るとは限らないけれど、それでもいい。
顔負けとか、いやだ。
最短記録で受賞した人間が、気だるそうに一等賞掲げた後に種明かしと暴露話する様とか、考えただけで嫌やもん。
敵は昨日の自分、それだけ。
そんな演劇的スポ根(ガラスの仮面)で生きてきた女王蜂も早五年。
人生で五年も続いているものが、まだ私には女王蜂くらいしかないから、続けてゆくことの素晴らしさをバンドをやることで、なるべく体感したいと思っています。
実直に、ただ実直に。
先月、灼熱戦と言うライヴを大阪と東京で計四公演行い、お客さんとの距離が近いライヴの醍醐味をこれでもかと噛み締めました。
終演後、出待ちをしてくれていた方からお手紙を貰ったりお話をしたり、とても素敵な時間やったな。
泣いてしまっている方を抱き締めて、ラメと香りを押し付けてみたりして。
頂いたお手紙のなかで、こんな言葉があったのです
「私にとってアヴちゃんは永遠のヒーローでありヒロインです」
誰かのヒーローに、そしてヒロインにまでなれているなんて!
とても嬉しかった。
アヴちゃんみたいな女性になるのが夢です!なんて書いてあったりして、照れるやないかい。
だって自分は自分のめんどくさいところとか恥ずかしいところを一番知ってるもんやんか?
でも私はわりとステージと普段の差がない人間だと思うので、やっぱ照れつつも嬉しかったのです。
永遠はなくとも、その一瞬凝固する熱量に嘘はないと思う。
それがステージだろうと紙の上やろうと、同じ。
近頃、よく考えるんです。
バンドとマリア像の違いって、私たちのステージングに捧げられる賛辞と、交通事故現場に手向けられる花束の違いって、実はあまりないんじゃないかなって。
女王蜂は戦う聖像なのでは?なんて思っています。
だって、私、誕生日クリスマスやし、、。
考えすぎかしらうふふ
ひとつのことをここまで考えつつもギリギリで煮詰まらない、その素晴らしさ、ありがたさに感謝しつつ、結びたいと思います。
そして灼熱戦は続く
ではまた
XOXO