お元気ですか?
私たちはとても元気です。
女王蜂、今年は夏フェスに一切出ないんだなと今更気付きました。
ほんと言うと私はお祭りが、、少し苦手で、、なんて言うと職業向いてないんじゃないか?と言われそうですが、、苦手なのです。
夏フェスの、さあ!楽しんでいこう!みたいな雰囲気も苦手!あと野外も苦手!虫嫌い!蜂やけどな!
せやけど、女王蜂で出ると楽しいから不思議。
大昔に出たフェスで楽屋がなくて着替えすら難しかったけれど、移動車なんてなくて砂利道をハイヒールで練り歩いてそれだけで疲れたり、バックステージなんて行けなくて、でも楽しくてかき氷を買ったけどすぐシャバシャバに溶けちゃって、、楽しかったな(遠い目)。
いままで幾つかフェスのステージを踏んできましたけれど、どれもそこにしかない楽しみと共に小さなハプニングやアクシデントがあって。
そもそも30分から40分のステージ、大体のお客さんは聞きたい曲が聞けたら次のステージへ行ってしまう。
それは仕方がないけれど、どうすれば、どう演れば、その脚が止まって最後まで観てくれるのかしら、そして踊り狂って頂けるのかしら、、と考えることは、切実なことであり同時に楽しくもあり、私たちの永遠のテーマでもあります。
楽しんでいこう!が昔から苦手です。
アウトドア!キャンプ!BBQ!上がる花火!一夏の過ち!とかキラキラし過ぎて、、眩しい。
来年は出るかもね?ふふ、とだけ言っておきます。
私が眩しくなればええんや。
とりあえず言うだけ言っておきます。
すこし前になりますが、先日浴衣を着ました。
すごく嬉しかったな、、着るだけで所作から何から変えざるを得なくて、その微妙な縛りがまた楽しかったのです。
着付けなんてしたことなかったので、若干緊張しましたが、、似合うよ!アヴちゃん切ないよ!儚い!未亡人のよう(嬉しい)!なんて言われると、、その気になっちゃって、私。
着付けをしてくれた方からお聞きしたのですが、着物を着ると、その人のチャームポイントがより一層目立つそうです。
なので私は写真の通り、腰の位置がなんだか不思議な着こなしになりました。が、より因襲と血の匂いがする人間になった気がします(ここでほんとはドスを持ちたかった)。
また機会があれば着たいなあ。
極妻みたいなの着て、リムジンに乗りたい(ワンメーターで飽きる予感)。
和服を着てからと言うもの、服には自分の持っている要素を引き出してくれるものとないものの差がすごいな、と痛切に思います。
Tシャツひとつにしても、様々な型があって、どう着ても色っぽくなる型もあれば、どう着たって裂いたって健康な着方になる型もあったり。
色やサイジングもまた然り、奥深い!考え過ぎてもう何も着たくない!とは言いませんし言えませんが、面白過ぎて愕然としました。
毎日がお洋服の自由研究発表の場なのだわ!
服を見る目が変わったような、そんな初夏です。
簡単にあの子ダサいよねーとか言ってはいけませんね。
そこには壮絶な自由研究の成果が隠されているのかもしれないのだから。
蜂月蜂日には、みなさんどんな装いでいらしてくれるのかしら、と楽しみにしています。
メンバーとは、「浴衣かな?ビキニかな?それ、色々と危ないわ、、ウェットスーツ?いやそれ夏関係ないやん」そんな議論を交わしたりして。
普段のライヴでは出来ないライヴを披露出来たらなと思っていますので、貴方なりのスペシャルを着て来て頂けると、嬉しい。
今年の夏は攻める。
去年の夏は素敵だったけれど、やっぱりどこか悔しかったから、尚更。
それはそれは不思議な角度で攻めます。
お見逃し、お聞き逃しなく!
茹だるような暑さの日もありますが、身体を壊さぬよう夏を楽しんで参りましょう。
あくまで、私なり、貴方なりに。
ではまた