文 : SUZUKA
Fri.25.Jan.2013
まずは、こちらの写真をご覧下さい。
最もパリっぽい地区と言っても過言ではない、サンジェルマン・デ・プレにある、おしゃれカフェ。
その名も!
「GERMAN」ジェルマン・・・!!
店内もおしゃれです。
この、いかにも~「おフランス」なこのカフェにて。
私が一体、何のJ-カル・リポートをするのかと言いますと・・・!
まずは店内を進み、地下へ行く階段を目指します。
階段へ続く扉の前には!
ライトニングさん
もうお分かりかと思いますが。続けます。
その扉を抜け、階段を下りるとそこには・・・!!
SQUARE・ENIXでございます。
私、この写真に撮ったモノを「のぼり」とか「のぼり旗」と呼んでいますが、正しい日本語の名称は何ですか?勉強不足ですみません。
ちなみに、コレをフランス語では「KAKEMONO」と言います。
掛け物!!!!
初めて聞いた時は、驚いて鼻水でました。
掛け軸とかアノ辺りからフランスに入ってきた言葉なんでしょうか。
こんなところにもJ-カルが潜んでいたなんて!!
閑話休題。
ライトニングさん+スクエアエニックス、といえばそう!
「Lightning Returns: Final Fantasy XIII」です。
フランスで強力なJ-カルと言えば、やはりビデオゲームです。
最近では欧州のタイトルに押され気味ではありますが、やはり日本のゲーム人気は根強い!
私の働くTV局でも、視聴率が一番獲れるのがゲーム番組だったりします。
そんな中でも特に「ファイナルファンタジー」のシリーズには、フランス人のファンがたくさんいますね~。
この日は、カフェの地下にある「プライベート映画館」にて、記者発表会と取材が行われたのでした。
私はインタビュアーとして参加。
フランス人のジャーナリストが作成した質問を翻訳し、それを日本語で相手に訊ねるのがインタビュアの仕事なのですが、この「フランス人ジャーナリストが作る質問」っていうのに、よく頭を悩まされるんですよ・・・。
たとえば、これまでで「ちょっと、こんなこと私は言えません!」と思ったのは、
「XXX(←タイトル)、既に日本で発売されていますが、売れていませんね?」
とか、
「XXXは、〇〇〇のパクリじゃないんですか?」
などという、それってもう質問でもなんでもなく、嫌がらせなんじゃ・・・!!という文章が渡されてきたりするのです。
ポエムめいて(ゲームの感想)訳すのが不可能なものとかもあったりするんですよ・・・。
今回の取材では、北瀬プロデューサーと鳥山ディレクターにお話をうかがったのですが、お2人とも本当に良い方でしてね・・・。
北瀬さんなんて、私はもうFF-Xの頃からインタビューさせていただいてるのですが、バラエティ番組にも登場してくださったことがあったりします(内容は、私がFF歴代の主人公達の写真を見せ、北瀬さんに名前を即答して頂くというものだった・・・)。
今回の私に託された、とんでも質問は!
「ライトニングが登場するFF、なんともう3作目ですね!
FFのファンにどんなメッセージを送りますか?
特に、ファイナルファンタジー・ヴェルサスを待っているファンに対してメッセージを下さい」
これはもうただ単に「ヴェルサスの開発って、いまどうなってます?」ってことを聞きたいだけのこじつけなんじゃ・・・と思いながら、投げかけさせていただきました。
すごいリアクションいただいた(笑)。
でもそんな失礼にもかかわらず、北瀬さんからはファンへの暖かいメッセージをいただけましたよ!
どうもありがとうございました。
というわけで、ゲームは1日1時間!(by高橋名人)
みなさんアビヤントー!